
”自分らしくやるだけ”
今の仕事をする前に、製造業で40年間働いて組織のヒエラルキーを登りましたので、その経験をサラリーマン の方に少しはお役に立てればと思い、役職毎に感じていた事や遣ってきた事をお伝えしたいと思います。 働いていた会社は、中小企業基本法の定義では大企業に属する非上場の会社ですが、国内の大部分に属する 中小企業と言っても良いと思いますので、皆さんにも身近に感じていただけるのではないでしょうか。
入社は第一次オイルショックの時で、採用枠が厳しく、なかなか就職先が見つからない時代でしたが、気にせずに 何とかなるだろうと楽観的に就職活動しておりました。そんな中、東京からUターン就職と言う事で地元の三重に 戻りましたので、地元の知人の紹介で会社の詳細も殆ど分らないまま入社した会社でした。今考えますと、いい加減な 新入社員だったと思います。
3ヶ月の現場実習の後に配属されたのが、品質管理課と言う組織で、2つの係がある10数人の部門でした。生産された 部品の良否の判断から企業の品質保証体制の維持・改革などをを行う部門の一員として、組織の歯車の一部となり 与えられた仕事をミス無く確実にこなす事を大前提に取り組んでおりました。 やはり組織の一番下ですので、指示の内容を決め事通りに如何に的確に且つ迅速に出来るかが、他の同じレベルの 従業員との違いであり、それが給料に繁栄されるのだ思い、ひたすら遣っておりました。 何か優等生的な行動ですが、手を抜くところは手を抜いて、いい加減なところも沢山有りましたので、決して優良社員では 無かったように思います。
しかし、暫くすると何かやり方が違うなと思うこともあり、標準とされている行為を勝手に変えて試してみて、失敗して 不良品などを発生すると、上司から厳しく指導を受けたものです。 製造会社でしたので、業務の標準化がされており、勝手に変えることは一番良くないことだと分かり、それからは こうした方がこれくらい良くなると、効果も添えて提案するようにしました。そうしますと、考えたことが現実に認められて 標準作業が変化していき、下っ端でも変えることが出来ましたので、社会人は年齢関係なく仕事上では対等なんだと感じたものです。 普段は勤務後の事や休日の事ばかり考えて仕事をしておりましたので、改善活動はそんなに活発に行なっていた訳では有りません。 普通の一般的な従業員だったと言えると思います。
この時期に学んだのは、部門が自由に言える雰囲気がありましたので、恵まれていたのもありますが、コツコツと言われたことを遣りながら 自分の考えは常に出すという事が必要だと感じた時期でした。提案のポイントは簡素化(シンプル化)とそれに伴う効果です。 その点を押えて平社員の皆さんはドンドン提案してみて下さい。自分の意見を言える事は、考えている事の裏返しですので、 上司としてはこいつ結構考えているなと思います。同僚との差別化も出来ますので、部門の新たな取り組みの機会には、 貴方を登用していただけるのではと思いますよ。
株式会社ウルハホーム
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