
梅雨が明けて暑くなったと思ったら、台風が2個もやって来て、長期間に亘り日本に影響をもたらしました。ようやく、穏やかな天気となりましたが 温暖化の影響でしょうか、お盆が過ぎても暑さは収まらずに猛暑が当分続きそうな天気予報となっております。 ところで、上記の文章の中で「梅雨明け」「台風」「猛暑」の天気予報の用語の意味を皆さんは知っているのでしょうか?私もいい加減に使っておりますが、 調べてみますと新たな発見があり、興味深いものがありました。
先ずは梅雨明けです。 気象庁の定義では、原義的には、梅雨前線が北上してその地域から離れるか、梅雨前線の活動が弱まって消失するようなときに、梅雨が明けて夏になったと みなすことが出来ますとなっており、判断の明確な定義はないとのことでした。 よって、気象庁の天気相談所によると、曇りや雨の日が少なくなり、晴れの日が多くなると予想され、天気図では梅雨前線が北上して太平洋高気圧が張り出して くると、「梅雨明けしたとみられる」と発表しているとのことです。 梅雨明け発表後に雨が続いたりすると梅雨明けは後から変更される場合もあり、梅雨明けが発表されない年もあります。このため、8月7日前後の「立秋」の頃までに 梅雨明けを判断できない場合は、「梅雨明けを特定しない」として統計に記録される様です。 それでは梅雨入りはどう定義されているかというと、気象庁では梅雨入りの定義は決めておらず、平年の梅雨入り前後に、晴れが続いた後、週間天気予報で 雨や曇りの日が続くと予想されるときに『梅雨入りしたとみられる』と発表するようで結構曖昧な決定のようです。
次は台風です。 台風の定義では、『台風が存在する場所』と『最大風速』に関係している様で、まず、赤道より北側で東経180度より西側の北西太平洋、もしくは南シナ海に 存在している『熱帯低気圧』であることがポイントとなります。また、この低気圧域内の10分間の最大風速が、『約17m/s以上』と定められています。 この二つの要素を兼ね備えている状態の熱帯低気圧が『台風』と決定されるようです。 また、台風の大きさは、『大型』と『超大型』の二つに分けられています。これは、強い風が吹く強風域とされる『風速15m/s以上』の風が吹いている、 もしくは吹くことが予測される範囲の広さにより分けられています。具体的には、半径500km以上から800km未満が強風域の場合は大型で、800km以上が超大型です。 台風の勢力は、大きさだけではなく、最大風速の強さも関係しており、最大風速の強さは、10分間の平均の風速を基に、3段階に分けられています。 最大風速が33m/s以上44m/s未満が『強い』、44m/s以上54m/s未満が『非常に強い』、54m/s以上が『猛烈な』になります。 そして、台風の上陸ですが、北海道・本州・四国・九州以外は、たとえ台風が通っても『上陸』という言葉は使われません。つまり沖縄には上陸は無いと言うことで、 それは、代わりに『通過』という言葉を使う決まりになっているためです。ただし、沖縄を通過した後に、九州に上陸した場合は、上陸した台風として扱われます。
最後に猛暑です。 これまでは、25度以上を夏日、30度以上を真夏日、35度以上を猛暑日と呼んでいましたが、昨年の8月に気象庁は40度以上を酷暑日として追加しました。よって、 もう日本は温帯地域でなく、亜熱帯地域または熱帯地域になったのかも知れません。私の幼年時代は、お盆が過ぎると涼しくなりましたが、今では猛暑日が続き ますので、温暖化の影響がドンドン現われてきているようで恐ろしい限りです。
他にも天気予報用語で、桜の開花日(開花日とは、標本木で5~6輪以 上の花が開いた状態となった最初の日)、木枯らし1号(10月半ばの晩秋から11月末の初冬 の間に、初めて吹く毎秒8メートル以上の北よりの風)など分っているようで本当のことを知らない用語も沢山有ります。 霰と雹、竜巻とつむじ風、晴れと曇りなど基準が決まっていたりしますので、基準を理解して天気予報を確認したいと思います。 ところで、降水確率100%の予報は降水するのでしょうか?是非、皆さんご自身で調べてみて下さい。
出典:気象庁のホームページを引用



