
お食事のおかずの中で漬物存在は欠かせませんが、皆さんは何が一番お好きでしょうか?沢庵、らっきょう、野沢菜漬け、高菜漬け、 白菜付け、キュウリのぬか漬けなど沢山あり過ぎて、何が一番か迷ってしまいます。定番のきゅうりのキューちゃんも良いですね。 海外の漬物も含めれば、ピクルスやザーサイ、キムチなども有りますので、ご飯があれば漬物だけで何杯でも食べれそうです。
そんな沢山ある漬物の中で、私が一番好きなのは日野菜漬けです。日野菜と言っても、関東では余り知られておりませんので、ご存じない 方が大勢だと思います。特に関東では馴染みの薄い野菜だと思います。私の出身は三重県で幼い時からよく食べ好物の一品でしたが、 この日野菜はかぶの一種で、滋賀県蒲生郡日野町鎌掛(かいがけ)を原産地として昔から作られてきた伝統野菜です。 滋賀を代表する野菜で 歴史も古く、約500年前、時の領主蒲生貞秀が日野町鎌掛で発見したと伝わっています。発祥地付近では「あかな」とも呼ばれているようです。 根の葉側が紫色で、先端に向かって白色になっているのが特徴で、長さ30〜40cmと細長い形をしており、主に10月から12月末までに旬を迎え ます。 尚、独特の風味と辛み、苦みがあり栄養も豊富に含んでいます。特に、葉にはβカロテンとビタミンCが多く含まれています。
しかし、残念な事に川越の当地ではなかなか手に入らないのです。一昨年に南古谷のスーパーでたまたま見かけ全て購入しましたが、昨年は 何度も足を運びましたが、見ることはありませんでした。他には数年前に三芳のパーキングエリアで見かけしましたので、頻繁にチェック しておりましたが、それ以来見かけることはありません。 今年は三重に帰郷したときに、スーパーで漬物で10袋程度買い占めて来て堪能しましたが、川越近辺では漬物としては見たことがありませんでした。
ところが先週のお休みに、たまたまJAのあぐれっしゅ川越に入ったら、ほうれん草の所にラップに巻かれて紛れ込んで2束眠っておりました。 最初は赤かぶだろうと思っておりましたが、形状が全く異なりますので、あれっと思いよく見ると何と日野菜でした。この発見した時の 嬉しさは格別で、妻と2人で微笑み合いました。 そして、日野菜には調理方法や農家情報が記入されていましたので、ネット情報を確認したところ的場の農家さんが生産されていることが 分かり、この土日で販売されるとの事でしたので、土曜日は販売中の3束全てと日曜日は10数束中の約半数の6束を購入し大満足で帰りました。
大量に購入出来ましたので、贅沢に日々堪能して食事をしておりますが、調理には薄切りカットが必須ですので妻が悲鳴を上げ始めております。 いつも有難うと言うだけで申し訳ないですが、食べる係として本来は添え物的な副食なのでしょうが、主食としていただいております。 また我が家のお薦めは、ごまを少し振りかけて食べます。ごまの風味と相まって、日野菜の旨さが更に引き出されますので試してみて下さい。
最後に、埼玉県をこきおろして話題になった映画「翔んで埼玉」の続編では、滋賀県も徹底的にこきおろされていますで、こきおろされ組の県同士で 日野菜の生産量を高めて、全国的に美味しくて有名野菜に普及させていただけると日野菜が手に入り易くなりますので有難いです。 「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」でなく、「埼玉県民と滋賀県民には日野菜を食わしておけ!」位になるように願っております。


